Amazonのサーバー、AWSはとても便利で、root権限が必要な場合やデータベースの容量が大きい場合などのサイト、特にアクセスがあるサイトなどはVPSサーバーより候補にあがるサービスとなっています。
1年無料で使用できます。
AWSの無料枠とは
EC2(AWS)の無料枠
まず、EC2の無料枠ですが、サービスAWS無料利用枠無料枠の詳細案内で月750時間までと記載されています。
月750時間なので、EC2は無料だと思ってしまいがちですが、利用できるインスタンスが決まっています。
EC2のサービスページには、
750 時間/月の Linux、RHEL、SLES t2.micro、Windows t2.micro インスタンスが無料でご利用いただけます。
と記載されています。
無料枠でいろいろな事をしようとする人もいないのでEC2で無料枠をオーバーする事はないのでは。
※無料枠を過ぎるとEC2で課金されるでしょう。
ストレージAmazon S3は5GBまで
AmazonのストレージAmazon S3は5GBまで無料。
月2万Getリクエスト、月2000Putリクエスト、転送月15GBなど、大きいファイルを使用しなければ余裕です。
データベースサービスAmazon RDS
Amazon RDSの無料枠はEC2同様750時間、MYSQLやPostgreSQLなどが使用できます。
MySQL、MariaDB、PostgreSQL、Oracle BYOL、または SQL Server (SQL Server Express Edition を実行) のいずれかを運用する Amazon RDS Single-AZ db.t2.micro インスタンスの使用 750 時間 (DB インスタンスを各月連続して実行するのに十分な時間)
SSDのストレージは20GBです。
試しに使うなら十分ですね。
AmazonのDNS「Amazon Route 53」は有料
AmazonのDNS「Amazon Route 53」は有料です。
結構費用は安く、月50000PV程度なら1ドルもいかないのでは。
完全無料で使用する場合は、ドメインのDNSを使用し、ネームサーバーを設定すればよいかと思います。
はじめは無料枠で使用するのが一番ですが、1年の無料期間を過ぎたのを知らず課金されている人もいるようです。
特別な事をやらなければ、無料枠の範囲を超えることはないので、無料期間には気をつけましょう。
無料の範囲で使用する場合は期限日の一ヶ月前などに通知されるようリマインダーなどにつけておきましょう。