UbuntuサーバーにMariaDBをインストールコマンドを紹介します。
UbuntuサーバーにMariaDBインストール
ターミナルソフトなどで開いて、下記のコマンドを入力します。
sudo apt install mariadb-server
または
sudo apt-get install mariadb-server
実行するとMariaDBのサーバーパッケージがインストールされます。
MariaDBパッケージがインストールされたら、MariaDBが有効になっているか確認します。
systemctl status mariadb
Active: active (running) と表示されれば問題ありません。
ついでにMariaDBにセキュリティ設定を行います。下記のコマンドを入力します。
sudo mysql_secure_installation
はじめ
Enter current password for root (enter for none):
と表示されたら入力しないで実行します。
他はrootやリモートの事を聞かれるので通常は全てY(Yes)を入力します。
MariaDBのシェルに初期パスワードでアクセルするとエラーになる
MariaDBのシェルにアクセスする場合、2つのコマンドがあります。
パスワード認証が不要な下記コマンド
sudo mariadb
と
MYSQLと同様にrootとパスワードが必要な下記コマンドで
mariadb -u root -p
シェルにアクセスできます。
ただしパスワード不要「sudo mariadb」の方は制限が付き、ネットワークサポートなどが有効になりません。
通常は「mariadb -u root -p」のコマンドを使用する形となるでしょう。
しかし、はじめ「mariadb -u root -p」を実行すると、下記のようなエラーが表示されます。
ERROR 1045 (28000): Access denied for user 'root'@'localhost' (using password: YES)
原因はUNIXソケットの問題です。
それを解決するには、まずrootユーザーのパスワードを設定します。
SET PASSWORD FOR 'root'@'localhost' = PASSWORD('new_password');
次にUNIXソケットのモードを「mysql native_password」に変更する必要があります。
下記のコマンドを入力します。
UPDATE mysql.user SET plugin = 'mysql_native_password' WHERE USER='root';
FLUSH PRIVILEGES;
更新します。
一度、
exit
でシェルから出て、
再度、下記コマンド
mariadb -u root -p
でエラーが表示されないでシェルにアクセスできるかどうか確認しましょう。